子どもの「夜尿症」って何でしょう?

日本泌尿器科学会では、夜尿症とは「5歳を過ぎて週2回以上の頻度で、少なくとも3カ月以上の期間、夜間睡眠中の尿失禁を認めるもの」と定義されています。

夜、眠っている間に作られるおしっこの量が多かったり、膀胱がまだ発達していなくて朝まで自分の膀胱で溜めておくことができないのです。

原因は、科学的にははっきりと解明されていません。

小さい時から続いている、おねしょは、親の育て方や本人の性格の問題ではありません。

おねしょのお子さんへの接し方としては

「起こさない、怒らない、焦らない、褒める、比べない」ということです。

おねしょのタイミングはわかりません。

睡眠中に起こすことで睡眠のリズムが乱れ、逆にぐっしょりと夜尿症(おねしょ)の原因になることもあります。

まずは昼間の生活習慣を見直してみましょう。

① カフェインを含んでいるお茶や紅茶、コーラを飲まないようにしましょう。

② 昼間は心持ち水分を多めにとって、夕食以降の水分はコップ一杯程度にします。

スナック菓子など塩分の多い食べ物は、水分を多く摂る原因になるので控えましょう。

そして、おねしょをしなかった日はお子さんを思いっきり褒めてあげましょう。

おねしょをする子どもさんは年齢とともに減少していきますが、いつまでも続くと保護者の方にとっても、お子さんにとってもストレスになり、悪循環を引き起こすことにもなります。

時には、おばあちゃん世代の方が口をはさんでくることもあるでしょう。

病院を受診することでストレスの軽減につながるのではないかと思います。

小学校へ入学しても毎晩二回以上おねしょをしている、8歳を過ぎても毎晩一回おねしょをしている、といった場合は小児科か泌尿器科を受診することをお勧めします。

夜尿症が続いているお子さんの中には、「夜尿症」以外の病気が5%弱隠れているとも言われています。

病院を受診される際には、事前に電話で診療の可否を確認しておきましょう。

そして、お子さんがどのくらいの頻度でおねしょをしているのか、生活習慣や日頃どんなものを飲食しているか、という情報があると診察がスムーズに進みます。

インターネット上の「おねしょ卒業プロジェクト」「フェリングファーマ」のサイトなどに「「夜尿相談シート」がダウンロードできるようになっていますので、そういったものを活用されると良いかと思います。